日本古時計クラブ メモリアル


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堀田良平さん 平成元(1989)年03月30日 没
 堀田さんは、当クラブのメンバーではありませんでした
が、どうしてもご紹介しておきたい方ですので掲載させて
いただきます。
 お会いするたびに「関西にも古時計の好きな方が大勢い
らっしゃるはず」と言い続けられていました。
 この言葉をお聞きしなければ、当クラブが発足していた
かどうか判りません。
 また、発足までの過程に於いても側面から大変応援して
くださいました。
 お陰様で、順調に発展し、平成16(2004)年には、
満20歳を迎えることができます。
 堀田さんは、第9支部の事務局長として活躍されNAWCC
から日本で最初に、Fellow(フェロー)の称号を授与されて
います。
 古時計のコレクションは徹底的で、国内外はもとより、時計に関する物は全てと言っ
ても過言ではありません。
 版画、掛け軸、資料、切手、コイン、懐中時計のコック、鍵巻き用の鍵、時計鍔、ド
ールハウス用のミニチュアの時計、時計のオモチャなどなど枚挙にいとまがありません。
 ご自宅を訪問し、コレクションを拝見した時、思わず「ここ迄集められましたか!」
と叫んでしまいました。
 何がそこまで堀田さんをして押し上げて行ったのか、その古時計に対する情熱には、
ただただ驚きとともに頭の下がる思いです。
 堀田さんがいつも私に言い続けられたことは「月例会に出席出来ない方の為に、会報
は絶対に必要です。自分の記録と思い欠かさず発行するように」と言われました。
 今にして残念なのは、何故私たちの月例会に堀田さんをお招きしなかったのか、どう
してこのことに気が付かなかったのか、悔やまれてなりません。
 今なら、さしずめメールでのやり取りになるのでしょうが、当時は手紙か電話で当ク
ラブの近況などを堀田さんにご報告しますと本当に自分のことのように喜ばれていたの
が昨日のような気がします。
 古時計の話になると今でも堀田さんの名前が出ます。
 戦後の荒波を乗り越え事業を拡大された実業家も、こと、古時計の話になると相好を
崩し時の経つのも忘れて話し込んだものです。
 今後暫くは堀田さんを越える古時計のコレクターは出ないでしょう。
 それほど偉大な方でした。

 文 責:ichi
 作成日:2003.07.18



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