日本古時計クラブ 月例会


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  第116回月例会
  平成17(2005)年02月27日(日) 13:00〜17:00 於 山西福祉記念会館

  テーマ: 柱時計


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 3年前に護国神社で購入。病院で使われていたであろう時計。といっても、この時計には通常の時刻表示機能はなく、セットした任意の時間がくれば、ベルが鳴るタイマー時計である。病院ではリハビリ等に使われたかもしれない。
 文字盤の下には、緑色のプレートが2枚貼ってあり、向かって左側のプレートには”START、STOP”の文字が書かれている。そのプレートの上には、文字盤側からつまみが飛び出ていて、そのつまみを動かすことで、タイマーのSTART、STOPが切り替えられる。向かって右側のプレート(写真左から3つ目)には、このタイマー時計のメーカーである尾張時計の”OWARI TOKEI CO. JP”の文字が読み取れる。
 一番右の写真にあるように、文字盤はガラスでカバーされており、その上に、針が飛び出ている。タイマーを合わせるために、いちいち、ガラスをあけて針を設定する必要が無いように工夫されている。
(U氏 蔵)

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 TAKANOの小型の振り子時計。通常は1日巻きが多い中、この時計は3日巻きである。左から2枚目の写真にあるように、文字盤の12時位置には鹿のマークが”TAKANO”の文字とともに描かれている。
 一番左の写真からも分かるようにこの時計は小型であり、ケース下から頭頂まで28cmしかない。例会でどういう目的の時計だろうかという議論になり、子供用の時計ではないかとの話が挙がった。実際、子供にも扱いやすい大きさ、重さであり、ゼンマイの巻きもそれほど硬くない。(小型時計の用途など、詳細をご存知の方はご一報ください。)
 なお、この時計は後ろ巻きタイプだが、こういった小型の時計においても前巻きのものも存在する。特に、名古屋ものは後ろ巻きが多いとのこと。
 一番右の写真は、この時計用の鍵であり、クラブ会員のU氏の手作り物。いつもながら、手作りとは思えない見事な仕上がりでした。
(I氏 蔵)

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上段4枚の写真 : H氏の”日本製”の小型SEIKO舎の柱時計
下段4枚の写真 : OKD氏の”中国製”の小型SEIKO舎の時計(第113回例会時の写真)

  今回H氏から紹介されたのは、”日本製”の小型SEIKO舎の柱時計。113回の例会において、当クラブ会員のOKD氏が、同タイプの”中国製”の小型SEIKO舎の時計を紹介された。写真上段の時計はそのオリジナルである。
 OKD氏が中国製の特徴とし挙げておられた(下段と上段の写真を見比べてください。)

   ・表面のガラス戸の兆番がケースに取り付けられた後に、ケースの塗装が
    行われているため、兆番にも塗装されている。

   ・表面のガラス戸の兆番、また、裏面の壁掛け用の金具は、ケースにその
    金具がうまく納まるような溝をつくらずに、そのまま取り付けられている。

の特徴は、上段の写真にみ見られない。
  H氏が日本のバイヤーから聞いたところによると、下段写真のような中国製レプリカは、2008年の北京オリンピックの影響で市場に動きが現われており、中国国内での生産から、韓国やベトナムでの生産へと拠点がシフトしているとのことである。
(H氏 蔵)


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 姫だるまと同じ大きさの、肖像画が美しいSEIKO舎の時計。一番右の写真のような”梅飾り”が、時計の各所に取り付けられており、それらが全て残っているのがうれしい。
 この時計には残念なところが2つある。一つはこの時計が磨かれてしまっていること。もう一つが、せっかくの肖像画のガラスに大きくヒビが入っていること。磨きに関しては、ICHI氏を含め、多くの方が風合いの問題から磨くのはうれしくないなぁという意見があったとともに、少ないながら筆者のようにできるだけきれいにして使いたいとの意見もあり、好みの問題は割り切れないところである。残念ながら(?)海外では圧倒的にきれいにしてしまうところが多いようである。
 この時計の特徴的なところとして、通常、機械を側から抜く場合、まず、文字盤をはずし、そのあと、文字盤の穴から機械を抜く。しかし、この時計は文字盤が小ぶりであり、文字盤を取り外したあと、その穴から直接機械を抜くことは出来ない。機械は木枠で側に固定されているので、まず、文字盤を外し、木枠を外し、そのあと、前面の大きくなった穴から機械を取り出す手順となる。
(ICHI氏 蔵)




【 OWC氏コレクション 】

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 上段から、音響測遠器、測秒器、測秒器。ベースの機械は3つとも同じ7石程度のストップウオッチの機械が用いられているものと思われる。
 時代はそれぞれ、昭和16年、昭和16年、昭和30年(ごろ)であり、戦前の2つは瀬戸引き文字盤で軍用として使わた。また、戦後のものは、金属製の文字盤で、時計の裏側に”郵政省”と打刻されているように(下段の右の写真参照)郵政省で使われたものである。 オークションや、知人を通じて入手した。
(OWC氏 蔵)




 【 ichi氏のオーランド、NAWCCでの戦利品 】

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 犬の舌が出し入れされるオートマトンの置時計。1870年のオーストラリア製。最近はこういったレプリカが多いので、つかまされないように注意が必要。写真のように、おばあさんは犬を3匹連れていて、そのうち2匹が舌を出し入れする。
(ichi氏 蔵)

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 樽型の1890年のドイツ製の置時計。樽事自体はブリキで出来ていて、樽を受ける台が木製である。上段の写真のように、樽の下には、ブランコに乗っている猫の人形があり、その横には軍人の格好をしたサルの人形がすえられている。ブランコが振幅する一種のオートマトンタイプの置時計。
(ichi氏 蔵)
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 アメリカのニューヘブン社製の置時計。1905年製造。こういった様式の時計は見たことがなく、特別注文ではないかと思われる。ガイコツが不定期に前周りや、逆上がりの鉄棒運動を繰り返すオートマタ機能を持っている。時計部分とガイコツ部分は連動しており、また、両機械には全く同じ地板が用いられている。
(ichi氏 蔵)




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