日本古時計クラブ 月例会


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  第108回月例会

  テーマ: 置時計
  平成15(2003)年10月5日(日) 13:00〜17:00 於 山西福祉記念会館


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 AN氏による”ぜんまい(main spring)”についての講義。
 取り出したゼンマイを手で伸ばすのは良くないなど、いろいろとためになるお話をいただきました。
 講義に使われた資料は会報でごらんいただけます。



 左がスイス製、右がシチズン製の置時計。文字盤やムーブメントは異なるものの、見た目はまったく同じもの。
 3枚目の写真はこれらの時計を逆さまにしたもので、スイス製(左)は鋳造されているのが、シチズン製(右)は部品を組み合わせて作られていることがわかる。シチズンがスイス製のものを模したのではないかと推測される。
(owc氏 蔵)
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 上のスイス製とシチズン製の置時計と同様に見た目がおなじドイツ製とオリエント製のランプ型置時計。オリエントがドイツ製のものを模倣したのではないかと推測される。
 左の写真の背高のものはオイルライターであり、そこにオリエント製の時計がついている。
(owc氏 蔵)

 名古屋の骨董祭で手に入れたイギリス製の時計。文字盤をみると、上下に錘のついた振り子が取り付けられているのがわかる。
 裏蓋をあけていないので動力源がどうなっているか不明だが、文字盤向かって左のレバーを押し下げることで、時計は動力源を得て動きだす。1日巻きである。
 レバーを押し下げる感覚が、何かを持ち上げる感覚に近く、構造は異なると思うが、自重時計を思わせる。
 右の写真はこの時計の裏側に貼り付けられているプレート。イギリス、アメリカ、フランス、南ア、スペイン、インド、ポルトガルでパテントがとられている。
(INO氏 蔵)


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 1900年ごろのシリンダ脱進機のフランス枕時計。時計を集め始めたころ、きれいだなぁと思って手に入れた。今日は持ってきていないが、赤い革張りの外箱もついている。
 アメリカ在住時、日本に帰国するにあたり、前から目を付けていたこの時計を購入しようと店を訪れたが、あいにく閉まっていた。諦めきれずに、勝手に店の裏口から入って店主を呼び出し、理由を話してなんとか店に入れてもらうことができた。店主から店ではしゃがんで商品を見るように言われた。日曜日が休みのその店は、SHI氏と同様に、店にいれてくれという者が多く、そういう人に見つからないようにして欲しいとのことであった。
(SHI氏 蔵)


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 左はスケルトンの中国製目覚まし時計。右はGERMANY製の目覚まし時計。東西ドイツ統一後のGERMANY製である。
(SUZU氏 蔵)

 振り子式のユンハンスの置時計。5年前、デンマークに行った時に、何か記念になるものを探していた。それほど時計に興味がない頃であったが、その時目にとまった時計である。6000円で購入した。壊れることを懸念して機内持込のリュックに入れて大切に持ち帰った。
 毎正時と毎30分にメロディーを打つ。裏蓋には、修理を受けたと思われる57年と78年の日付が入っている。
 購入時からつい先ほどまで、どこかがおかしく、止まった状態であったが、ゼンマイの講義を行ったAN氏に会の合間に診てもらった。そのおかげで現在は元気に動いている。
(KA氏 蔵)


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 同じ時計を買うなら小さくていいものをという(私からしたら非常にうらやましい!)奥方の勧めに従い、京都の骨董祭で購入した正方形の銀製置時計。左から、時計、気圧計、水銀式の寒暖計、カレンダーが組み込まれている。(左下につづく)


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 上面には方位磁石も組み込まれている。また、専用の赤い皮張りのケースと鍵がついている。鍵が収めれている面に時計の底面がくるようにして、時計を収納する。
(HO氏 蔵)

 コレクションのページでも紹介している尺時計。この会に参加させてもらい、いろいろな和時計をみせてもらう機会を得、そのたびに感動した。
 いざ和時計が自分のものとなることで、分解清掃を通じて、同時代の西洋時計には見られないさまざまな味わいを感じることができた。今ではすっかり和時計のファンになっている。
(kei氏 蔵)


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 故堀田氏から譲ってもらった時計。堀田氏にはいろいろと勉強させてもらって非常に感謝している。
 側は孔雀石であり、裏扉は銀製である。裏蓋にはホールマークがあり、1922-23年にロンドンで検定を受けたものであることがわかる。この時計の専用ムーブメントはかなりしっかりとした、できの良いつくりである。ゼンマイを巻くためのつまみは、普段は倒されており、巻くときに立てて使うようになっている。ちなみに、つまみを立てたままでは裏蓋が閉まらないにように工夫されている。
(ichi氏 蔵)

 トンボがトレードマークの置時計。一見目覚まし時計に見えるが、毎正時と毎30分にベルが打たれる時計である。
 手持ちの資料からフランス製ではないかと思っている。1日巻きである。
(IWA氏)


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恒例の交換会です。

今回はちょっと少ない12名の参加でした。


    作成日:2003.10.06 kei@nawcc131.org



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