日本古時計クラブ きぽねコレクション


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  56キングセイコー(5626-7070)

正面 正面 左側面
(撮影準備中)
上側面
(撮影準備中)
右側面
(撮影準備中)
下側面
(撮影準備中)


  ・製造     1970(昭和45)年4月 諏訪精工舎
         (1968(昭和43)〜1975(昭和50)年までセイコーカタログに掲載)
  ・価格     25,000〜32,000円(1968〜73年頃)
          大卒初任給('68〜'69年:約3万円,'70〜'71年:約4万円,
                  '72年:約5万円,'73年:約6万円)
  ・ムーヴメント キャリバーNo.:5626A,略号:56KAW,
          石数:25石,テンプ振動数:28,800回/時(8振動),
          機械落径:φ25.60o(11型),機械厚み:4.25o
  ・文字板    12時下:SEIKO,AUTOMATIC
          6時上:KS,HI-BEAT,諏訪のマーク
          6時左右:JAPAN5626-7070T
  ・ケース    SS側,LM型ケース,ワンピース式
          シリアルNo.:041317
  ・リュウズ   KSマーク入り(修理時オリジナルに交換)
  ・バックル   KSマーク入り

  これは、腕時計蒐集を始めるきっかけとなったもので、父親が永年勤続の記念品として
 勤務先から頂いたものです。
  今でも、ニコニコと嬉しそうに持って帰って来た日のことを記憶しています。

  その後、この腕時計のことをすっかりと忘れていたのですが、今から20年くらい前に、
 探し物をしているときに、膳棚の引き出しの中からリュウズが外れた状態で見つかりまし
 た。
  当時私が使っていた腕時計には無い存在感と暖かみを感じ、すぐにでも修理して使いた
 いと思いました。

  早速、京都近鉄百貨店の時計売場に持ち込んだのですが、職人さんの開口一番「これは
 昭和40年代の“キングセイコー”という良い時計ですよ!」との言葉を聞き、即座に修理
 をお願いしました。
  修理ができるまでの間、ウキウキとした気分で待っていたのを昨日のことのように記憶
 しています。
  修理された腕時計は、新品かと思える程、きれいな姿に変身していました。

  この時の感動がなければ、今この文章を書いていることもなかったと考えると、本当に
 不思議な気持ちです。

  近年、遂に形見となりました。思い出と一緒にこれからも大切にして行きたいと思って
 います。

  あとになって、同型SS側のものを入手しましたので掲載しておきます。

日なし バーインデックス 日なし ローマ数字 インデックス 白文字板 日なし ローマ数字 インデックス 紺文字板 日あり
バーインデックス
(現物未確認)
5621-7000
5621A
56KA
同左 同左 5625-7070
5625A
56KAC

  参考文献:『国産腕時計Hセイコー自動巻2』 森年樹さん著(トンボ出版刊)
  情報提供:日本古時計クラブ会員 本田義彦さん(Antique Mecha BQ)
  撮影協力:日本古時計クラブ会員 石井司朗さん(THREEGEL)

  作成者:きぽね
  作成日:2004.07.16



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